前職はホテルでの接客業に従事していましたが、学生時代、商業科で学んだ知識を生かしたくてSNGに転職しました。入社してまず驚いたのは取り扱い商品の多さ。ネジ１つとっても形、材質、表面の処理とさまざまなものがあります。それを覚えるのはとても大変でした。
　2020年からは「業務職」が「営業管理」という名前に変わりました。それまでの単なる事務職ではなく、ICチーム内で情報を共有し、協力し合いながら同じ目標を目指す体制となりました。現在、私は営業管理のリーダーとして後輩の指導にもあたっています。

　中学高校時代、吹奏楽部でクラリネットを吹いていました。愛知県は吹奏楽のレベルが高いのですが、その中で東海大会に出場できたのが最高の思い出です。この吹奏楽の経験が、SNGでの仕事のやり方にとても似ていると思うんです。
　個人で基礎練習を積み上げるように、自らが学んでいく姿勢や知らないことを知りたいと思う好奇心が必要。パート練習で同じ楽器メンバーと音を合わせるように、グループでは全員が同じ目標を持って仕事を進めていきます。ペアを組んでいるICの代わりに情報収集や提案書の作成を行い、実際に商品が採用されたときは、すごくうれしく、仕事が楽しいと思う瞬間です。
　そして、全体練習で全員で音楽を作り上げるように、個人、グループが育つことで、組織を強くしていきます。
　SNGの売りは、何より「社員の良さ」です。みなさん本当に優しくて、困ったときはフォローしあい、悩んだ時は相談でき、うれしいことは一緒に喜んでくれる環境です。これは実際に見てもらった方がよくわかると思います。この雰囲気を見てもらいたいですね。